2007/03/27

拝啓、父上様

拝啓、父上様
このクールは2つドラマを観ていて、「華麗-」とこれ。

率直な感想は、最終話前にあれだけ盛り上げておいてラストは尻窄みの感あり。
視聴者としては秘密が明かされたのでヤキモキしないが、ちょっと不安な終わり方だった。その不安の中にかすかな希望も垣間見られが、それが日常なのか。
秘密にしておいたほうが良いこともあるのだ。

出生の真実が物語の鍵になっていて、最近接した作品(『氷点』『華麗なる一族』『拝啓、父上様』)の大きなテーマが全てそれだったので、ちょっといっぱいいっぱい。
自分の出生も疑うことは無いけど、混乱することに同情する。

ドラマでは、一平の健気な真面目さに心打たれたし、周りの人々の混乱振りにも理解できる。

二宮はやはり巧い。突っ張った感じと仕事に対する謙虚な真面目さと女性に対する初心なところなどの表現ができる。立派な俳優だ。
黒木メイサは美人ではあるのだけれど、ちょっとコワイ。役には合ってるかも。
梅宮辰夫が真面目に演技しているのをはじめて見た。
全体的に役柄がマッチしていたな。

決してつまらないわけじゃないドラマだけど、派手さは無かったかも。
これが倉本聰の良さなのかもしれない。
「優しい時間」もこんな感じだったな。

とりあえず、神楽坂には行ってみよう。

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2007/03/18

華麗なる一族

華麗なる一族

全話観た。
一人の出生をめぐり、その家族だけでなく、数社の企業、いや社会を巻き込んでいった物語。

最終回は8割ほど想定できたが、2割には思わず声を上げて驚いた。
特に出生の真実には頭を抱えるようだった。悲劇だ。

主役の木村がいい。
次々と変わる感情が表現できる。
また、木村ワンマンのドラマにならないのがいい。
周りの演者が皆観たことある人ばかりで、主役と互角の存在感を持つ。
やはり、北大路の悪ぶりと存在感は流石だ。

大介の悲惨な勝利も束の間安楽であることを匂わせて物語は終わる。
鉄平には明日の朝日が見えないように。

見応えのあるドラマだった。

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2007/03/13

カンブリア宮殿 堀場雅夫

カンブリア宮殿 堀場雅夫

ゲストは世界シェア80%の分析機器メーカー、堀場製作所の創業者である。
82歳の白髪のちょんまげじいさんが京都弁で滔々と話す。
そんなに難しいことを話していないのだが、説得力がある。
言い切る話し方と、その教養が醸し出しているのだろう。

社是が おもしろおかしく で、著作のタイトルが イヤならやめろ だ。
文字だけ見るといい加減な経営者に見えるが、この言葉にはちゃんと前提がある。
おもしろおかしく は、自分のやりたい仕事を自分の判断でするということ。自分がやりたい仕事は当然自分でおもしろくてやっているのだから、楽しく仕事できるし、努力もする。
また、イヤならやめろ は、とことんやってみて、それでもどうしてもイヤならスパッとやめなさいということ。

印象的なだったのは、「神は二物を与えずというが、神は必ず一物を与えている。その自分の得意なところ、ホームグラウンドに仕事を持っていけば、仕事は楽しくなる」という趣旨の言葉だ。
どうしたら相手をこちらに惹きつけるかを考えることが、「たのしく」働くことの近道なのではないか。


成功(者)の条件は あきらめない、と一言。
潔い。


経営者が元気だと働くほうも元気が出るな。

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2007/03/09

プロフェッショナル 南場智子

プロフェッショナル 南場智子

とても明るいプロフェッショナル。
インテリなんだけど、明るい。

組織にいればかなり偉くなっていたのだろうと想像するが、
その可能性を蹴って自分の会社を設立した方のストーリーだ。

むちゃくちゃ人気ある携帯サイトの運営しているようだけど、使ったことは一度も無い。
野暮なことだけど、今回の出演はかなりの宣伝効果になり、放送直後からサイトの閲覧が激増したに違いないと穿ってしまう。
携帯会社の公式サイトに登録するとかしないとかで迷っていた場面があったけど、迷う必要は無いくらい浸透しているのではないか。

思いのほかスタジオでのトークが少ないように感じた。
プロとは与えられた責任をしっかりと果たすことだという。
完全に仕事人やな。

ところで、この回の住吉美紀は可愛かった。

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2007/02/27

カンブリア宮殿 さいとう・たかを

実はゴルゴ13はほとんど読んだことないんだけど、さいとうの作り方はとても面白かった。分業制をとっており、脚本家が何人もいて、作画も銃担当、背景担当と分かれているのだ。

さいとうは自分をプロデューサーであると言っていた点が印象的だ。こんなことができるのはさいとうの中でゴルゴ13の明確なビジョンが確立されているからだと思う。それが作品のリアルさと長期連載を可能にしているのであろう。

また、さいとう自身が「ぶっ飛んで」いた。
九九がわからない。テストは白紙で出す。地面に絵を描く。
それでもプロとしてやっていっているのは、絶対ブレない価値観があるからだと思う。


この番組を観ていていつも思うのが、ゲストの謙虚さ。皆横柄でない。
なぜだろうか?
思うに、プロとして人と付き合う上で、自分をアピールしたり、仕事を協力したり、仕事を上手く進める上で必要なのはコミュニケーションである。
コミュニケートする上では謙虚となり、ある程度の礼儀が必要を熟知しているからなのではないか。

カンブリア宮殿

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2007/02/23

プロフェッショナル 北村愛子

プロフェッショナル 仕事の流儀
専門看護師 北村愛子

彼女の仕事はクリティカルケアというICUなどで高度な医療現場で生きるか死ぬかの瀬戸際の患者と向かい合うという仕事だ。本人のプロとしての葛藤が読み取れ、言葉よりも行動で命を救おうと奔走する姿は凛々しく、素敵だ。

重症の肺炎を患い、呼吸も困難であるほど危険な状態が続いていた男性患者が、日々快方に向かい、ついに歩けるようにまで快復した姿には感動し、背筋がゾクゾクした。この方の側で手を握り、向き合ってきた北村の感動はどれほどなのだろう。想像できない。

茂木健一郎も言っていたが、「病院という現場は、病気に罹った人のみがいるのではなく、病気が治った人もいるのだから、希望が生まれる、元気をもらえる場なのだ」という趣旨の発言に目から鱗だ。

生死とごく近くで向き合っているからこそ、気分の切替、整理が必要なのだろうと思う。死だけに向き合ってはいられず、次の患者を救わなければならないのだから。

彼女は、プロフェッショナルとは責任を持って行動に移すことだ、と言葉を選んで話していた。見事に体現している。

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2007/02/20

R-1ぐらんぷり2007

R-1ぐらんぷり2007
一言述べます。(出演順)

土肥ポン太
ダジャレネタ。トップにしては堂々としていて、オチは見事。笑いが少ないか。

徳井義実
漫才のときのように表現豊かに自分の世界を展開している。外国人のしゃべりでキャラの面白さという得もあるが、聞き取りにくいという損は否めない。

大輪教授
笑いが起きない。難しいことを言ってはいないが、「理系」という言葉にかなりのアレルギーが蔓延していたのではないか。ホントはもっとオモロいんだろうな。

友近
独特の世界を迷いなく表す。ネタを観るたびに感服する。ネタのやり切った感はうらやましい。でも、それが笑いに結びつくのかは結果を見ればわかる。

ウメ
個人的にツボ。同じ画で複数のストーリーを作る想像力に驚く。ちょっと素人っぽいのが低評価の要因となったか。ネタの絡みと盛り上がりが欲しい。

やまもとまさみ
バカバカしい(いい意味で)。デジャブを感じた。あまり笑えず。

バカリズム
楽しい。「本能寺のH」のイニシャルトークのなさに笑う。見るたびにネタの斬新さに驚く。爆発的な笑いがあれば獲れる。

なだぎ武
文句なく優勝。自転車を置く摑みであんなに笑えるんだ。話しぶりで笑い、動きもついたら手を叩いて笑ってしまった。


疑問に思ったのが審査。審査員が悪いのか?
なだぎが優勝したのはいいが、同点とは思えなかったし、会場から声が上がったように出場者の得点順も不満。
バカリズムのネタのあと、サブローに説明している光景が痛い。どこが面白いかを審査員に説明するのはおかしくない?

ピンで何でもありという条件が審査を、審査員をばらつかせる原因になっていると思う。
仕方ないか。

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2007/02/12

全国一斉人間関係力テスト

やってみました全国一斉人間関係力テスト

結果は40点。人間関係指数90。やや不足。とのこと。

テストは面白いものもあった。
しかし、個人の性格や主観を点数に表し、評価するのは不満。
特に最後の心の安定度を計るテストは大いに疑問。
正直に受けると人間関係力がないことになる。
心が不安定ならば人間関係力がないのか。
心は不安定にならないのか。

これならIQテストのほうがよっぽどマシ。
前回はIQが大事とか言いながら、やっぱり心が大事って言われても。

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2007/02/06

カンブリア宮殿 村上隆

とてもオモロ。
世界で戦うアスリートのようだった。
村上龍と村上隆の対談が展開されていく様が興味深かった。

村上隆は言葉が力強く、熱気があり、非常にクレバーで、礼儀正しかった。
偏見だが、芸術家は世間知らずで、言葉少なく、テンションが低く、ビジネスに疎く、尊大であると思っていた。
しかし村上隆は、その全てが当てはまらず、全く逆の人物だった。

そして、「スーパーフラット」の意味を初めて知った。
村上龍が言うには、欧米の小説、芸術は人と人の関係に神が入り、3次元となる。
日本は神の視点がないため2次元であると批評されてきたのだと。
村上龍が感心していたのは、「スーパーフラット」というネーミング。
村上隆は自身の作品を「スーパーフラット」と名付け、表現し、世界的に評価されてきた。
2次元=フラットだけではなく、超越しているのだ、と。

また、作品に対する説明の重要性も説いていた。
作品にストーリー付けをし、作品の価値、つまり、価格を高めているのだ。

芸大生のなんちゃって美術家ぶりを批判。
「批判するなら、世界に出てみろ」と。
芸大生は金に執着することとビジネスを混同している。
村上隆は芸術はビジネスであるのだと言い、実行している。

貧乏だから、手に職をつけるために芸術家になったと言う言葉に意外だった。
技術と美術がなかなか結びつかないのだが、村上隆の中では同義なのだな。
ポップな作品だが、日本画を徹底的に学んでいるため、作品から日本画の歴史が醸し出ているのであろう。

芸術家と言うよりは、プロフェッショナルを強く感じた。

成功者に必要な資質はへたを打たない。そしてへたを打ってもリカバーする。とのこと。
何事にも通じるな。

カンブリア宮殿

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2006/12/31

消すという抗議

“裸”演出に抗議の電話 紅白歌合戦

 大みそかのNHK紅白歌合戦で、女性ダンサーが裸に見えるボディースーツを着用して踊る場面があり、31日夜の放送中に視聴者から「子供の見ている時間にはふさわしくない」「ふざけすぎ」など、252件(午後11時45分現在)の苦情や意見が同局に寄せられた。

 初出場のDJ OZMAさんが歌う場面で、複数の女性ダンサーが衣装を脱いだところ、下に着ていたボディースーツに乳房などが描かれていた。放送中、総合司会の三宅民夫アナウンサーは「裸ではないかという多くの電話を頂きましたが、裸ではありません。誤解を与える結果になり申し訳ありませんでした」と説明した。

(産経新聞 2006/12/31 23:50 http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/061231/ent061231001.htm)

DJ OZMAの後の仲間由紀恵の慌てぶりに笑う。

抗議する暇があるのならテレビを消しなさい。
DJ OZMAに抗議して、なぜほしのあきや倖田來未に抗議しないのか。

抗議のバカバカしさは三宅アナウンサーの説明での会場の笑い声が示唆している。

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