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2007/06/11

『クィーン THE QUEEN』

『クィーン THE QUEEN』
スティーヴン・フリアーズ監督作品。

見事な作品。
ダイアナ元皇太子妃の事故直後の王室、特にエリザベス女王を詳細に(事実かわからんが)描く。
「元」とつくわけだから、元の家族とは関係がなくなり、ましてや英国の王室とはまったく関係がなくなったと言ってもよい。私人である。
しかし、世論はダイアナを「人民のプリンス」として見ており、はじめは事故に関し無関心を決めていた女王に非難を浴びせていた。
そこで女王は、世論に合わせることになる。
その苦悩をじっくりと映し出していた。

王室の尊厳と世論の人気に悩む女王であるが、決して威厳を崩そうとしない。
そして、国民のことを誰よりも考えているのだ。


日本なら現役の皇室を劇で表現することはできないという暗黙のルールがある。
堂々と映画で王室を批判する考えを表明する場面を作ることができる英国の文化は見習いたいと思う。

Queen

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コメント

ブレア夫人の思慮の無さが映されている。
画面で見ると安倍夫人に似ていて、彼女も裏の顔はこんなんだろうと穿って見てしまう。

投稿: まりむら | 2007/06/11 08:55

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