『ALWAYS 三丁目の夕日』
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『それでもボクはやってない』
周防正行作品。
キタ。
今年最高の作品。
心にダイレクトに響く重さを強く感じる。
「真実」ではなく「現実」を忠実に描く。
主人公に十分すぎるほど感情移入してしまい、上映後しばらく立ち上がれなかったほど。「男性」として、ごくまれな可能性があるということに恐怖を感じた。
自分だったらどうするのか?
裁判は非常に身近であるのもかかわらず、我々自ら遠ざけていないのかという自己反省を感じる。それとともに、遠ざけているところで、おかしなことがまかり通っている。
どちらも今の現状だ。
おかしいことはおかしいんだ。
この強烈なメッセージを受け取った。
多くの方に観ていただき、監督のメッセージに耳を傾けて、変えていくのだ。
法曹が変わることは、「真実」が「現実」になり、ひいては自分の利益となるだろう。
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『マリー・アントワネット』
ソフィア・コッポラ作品。
史実ではなく、ひとりの「女性」としてのマリー・アントワネットを描く。
全篇に渡るのはマリー・アントワネットの切なさ。
華やかでも、楽しくても、優雅でも、喜んでも、切ないのだ。
豪華なセット(ヴェルサイユ宮殿使用)、色彩豊かなファッション、豊富なケーキとアルコール、そしてポップなメロディ。これらは切なさを忘れるためだけにあるように思える。
女性がより理解できる感情だろう。
歴史を照らし合わせると、切なさが増幅する。
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『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb』
キューブリック作品。
オモロ。飽きさせず、惹きつけられる。
ブラックユーモア盛り沢山。
アメリカとソ連が連絡を取り合い、機密事項を教えあう場面も、
当時(1963年)としてはユーモア、つまり実際にはありえないことだったろう。
大統領と総統を間違え、ナチの右手を挙げようとする博士もブラック。
ラストではやっぱり悲しくなり、「また会いましょう」の歌声が虚しい。
誰も核戦争を起こしたくないのに核爆弾を持つジレンマにこちらまで息苦しくなる。
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あけましておめでとうございます。
いつも御覧になっている方々、ありがとうございます。
今年もエントリーを続けますので、どうぞよろしくお願い致します。
まりむら
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