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2006/09/24

功名が辻「関白切腹」

功名が辻
第39回「関白切腹」

ついに関白秀次が切腹されてしまった。
そして淀の一言で秀次の妻妾とその子ら39名が斬殺されてしまった。
秀次の謀反に加担したとして、秀吉の盟友前野将右衛門も切腹。

もう誰も狂った秀吉を止めることが出来ない。
悲劇だ。

ワタクシが抱いていた秀吉のイメージがこの「功名が辻」で見事に覆され、
好きな武将から嫌いな武将へ見事転落してしまった。
冷静に考えれば、一農民から天下人になるのだから、策略、
しかも抜け駆けをせずには昇ることは出来ないだろう。
相当なズル賢さが絶対に必要だ。
天下を獲った幸運は彼の死とともに不運に流れるのだが、これも自業自得か。


それにしても秀次役の成宮寛貴がメチャクチャマッチしている。はまってる。
若く、何か頼りなげで、跡目争いで根拠の無い自信を示し、秀吉にうろたえ、
悲しそうな目をする反面、色に溺れてしまう一面を持つ秀次が見事重なる。

秀吉に呼ばれ伏見へ向かう決心をした場面。
死を覚悟した秀次に千代がまたお目にかかりたいと声を掛けたとき、
笑みを浮かべ下を向き、顔を上げると目に涙を浮かべた顔になんとも言えなかった。

最後に秀次は秀吉にこう進言する。
「唐入りの兵を一日も早くお引きなさいませ。天下は天下のための天下。太閤殿下だけのものではございませぬ!」

秀吉の怒りに触れ、高野山に幽閉された後、切腹を命じられ、果てた。


また、今回心打たれたのが山内家の拾のこと。
拾い子のため、一豊の跡目を継ぐことが出来ないとされ、10歳で仏門の道に入れと諭される。
この拾が健気で、上手いんだ。
涙を流しながら、一豊の諭しを聞く姿は同情してしまう。
雪の舞う中、拾は山内家と別れを告げた。


その時代の風習、慣習、考えにより様々な別れがある。
今回の数々の別れは戦国末期の時代を特に象徴していると思う。

さあ、物語も終盤。
大きな別れが近づきつつある。

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2006/09/17

『マッチポイント Match Point』

『マッチポイント Match Point』を観た。

オモロ!!
エンターテインメント!!
ラブロマンスとサスペンスを足してそのままの映画だ。


テニスでネットの上に弾んだボールがネットのどちら側に
落ちるかで勝ち負けが決まる。それは運による。


主人公クリスの幸運な話がトントン拍子に進んでいくのだけど、随所に伏線を引き、綻びを生み出す。

自分が打ったボールがネットの上で弾み、ボールはこちら側に落ちた。

負けだ。

でも、周りは気付かない。
それがわかるのは本人だけという見事なオチに思わず唸る。

「巧い!」


愛 と 欲 と 運 が複雑に絡みあい、見事な出来に素晴しく思う。

サイトを観ると「オトナ」の恋愛映画として、不倫とか愛とか欲で惹きつけようとしてるけど、それだけじゃない。
愛と欲ではハナからツマラン。
単純な恋愛映画に収まらないエンターテインメントであると思う。

ワタクシは、クロエが可愛かった。

オモロ、オモロ、オモロ。

Photo_1

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2006/09/16

『太陽 The Sun』

『太陽 The Sun』を観た。

妙にリアル。
もちろん当時の天皇の日常なんか観たことも無いし、観ることも出来ないと思うけど、
細部にわたるまでリアルに観えた。

また、日本人だったら、おそらく天皇、特に昭和天皇で映画を撮ることが出来ないだろうし、
撮れたとしても極端に左右により、またとても硬くなってしまう気がする。
ロシアの監督だから、天皇を客観的に描くことが出来たし、率直に表現できたのだと思う。
とても興味深い。

昭和天皇を演じたイッセー尾形が秀逸、素晴しい。
演技が細かい。リアル。
天皇の子供っぽい仕草も考えうる。本当に籠の中にいたから。

でも終戦において、かなり悩んでいたのは事実であろう。
「神」である自分の立場、アメリカとの関係、軍や政府の考え、
国民の惨状など、考えるべき問題が山積していたのは事実だ。
だが、自分の考えを述べた上で、すべてを周りに委ねたのはその謙虚さからか。

「戦争はいけない」というメッセージも感じた。

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2006/09/14

『グランドホテル Grand Hotel』


500円DVDで観る。

ベルリンのグランドホテルで偶然同じ時間を過ごした人々(赤の他人)が偶然出会い、織り成す物語。
いつもと変わらない、人が来ては去り行く、何事もなかったように、とある。

その瞬間が幸せでも、その次の瞬間に不運が襲ってくるかもしれない。
逆もまた然り。

グランドホテルは人生の縮図で、幸せにチェックアウトする人もいれば、そうではない人もいるのだ。

『THE 有頂天ホテル』の原型。

Grand2


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2006/09/11

『野獣死すべし(1980)』

リリー・フランキーの誘いに乗り、観る。

松田優作の作品はほとんど観たことはなかったが、
鬼気迫る演技に迫力を感じる。

どちらかというと狂気な姿のシーンが多いので、物静かなイメージをもっと入れてもよかったと思う。
そうすればもっと狂気さが引き立つ。
あと、映画のスケールの大きさをもっと生かしてもよかったのでは、とも思う。

印象的だったのは、リップ・ヴァン・ウィンクルのことを語る件。
イイ!
狂気に満ちながら、淡々と、銃を構えながら語る姿に釘付けになる。

狂気の中で秩序通りというか矛盾は起こっていなかったが、逃走中という緊迫した極限状態で狂気に狂気が重なり、秩序が崩れ、矛盾が生じ、新たな殺人が起こる。
だが、そのあと「普通」に戻っているのが不思議だ。

ラストのシーンはなんとなく読めた。
誰にやられたのかわからないけど。


観終わって、気がついたら自分の目つきが鋭くなってた。
狂気や。


絶賛!というわけではないけど、松田優作の存在感の強さを感じた。

Yaju

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2006/09/07

祝!ご出産

<秋篠宮妃紀子さま>男児ご出産 41年ぶり皇位継承資格者

 秋篠宮妃紀子さま(39)は6日午前8時27分、東京都港区南麻布5の愛育病院で、帝王切開手術で男児を出産された。皇室に男子が生まれるのは、65年11月の秋篠宮さま(40)以来だ。約41年ぶりの皇位継承資格者の誕生で、順位は皇太子さま、秋篠宮さまに次ぎ第3位。母子ともに健康に問題はない。政府が検討していた皇室典範改正案の国会提出は、当面見送られる公算が大きい。
 男児は、ご夫妻の3人目のお子さまで、天皇、皇后両陛下にとっては4人目の孫に当たる。皇室の構成は、天皇陛下をはじめ計23人となった。皇室で帝王切開による出産は初めて。
 宮内庁によると、男児は身長48.8センチ、体重2558グラム。出産は、当初9月下旬(妊娠40週)とされていたが、胎盤の一部が子宮口にかかる「部分前置胎盤」の診断を受け、母体への影響と胎児の成長を考慮して20日ほど早い第37週での帝王切開となった。手術は、愛育病院の中林正雄院長らの執刀で午前8時23分から始まり、同9時7分に終わった。
 秋篠宮さまは午前7時10分ごろ、車で愛育病院に到着し、手術室近くの別室でお子さまの誕生を待った。男児誕生は、秋篠宮さまから電話で、公務で北海道滞在中の天皇、皇后両陛下と、住まいの東宮御所にいた皇太子さまに伝えられた。
 ご誕生に伴う最初の儀式として、午後には、天皇陛下から贈られた守り刀を病院のお子さまの枕元に置く「賜剣(しけん)」が行われる。7日目の12日には、一般のお七夜にあたる「命名の儀」があり、名前と持ち物などにつけるお印(しるし)が決まる。皇室経済法に基づき、お子さまの生計費(皇族費)として、国から秋篠宮さまの10分の1に当たる年間305万円が支給される。
 宮内庁は今年2月、紀子さまが第3子を懐妊し妊娠3カ月と発表。7月に「部分前置胎盤」との診断を受けて帝王切開での出産を決定、8月16日から安静を保つため入院していた。秋篠宮さまと紀子さまは90年6月に結婚。91年10月に長女眞子さま、94年12月に二女佳子さまが誕生した。
(毎日新聞) - 9月6日13時44分更新


おめでとうございます!
健やかな成長を祈ってます。

誰が天皇に即位するのかわからないけど、じっくり話し合ったほうがいいと思うよ。
将来また同じような悶着が起きるだろうから。


でも、日本で最も重要な人物である天皇になるならないを、自分の意思を一切聞き入れられず、他人に決められた意見に必ず従い、役割を完璧に担わなければならないのは無茶苦茶シンドイな。

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2006/09/06

オープン

<わいせつビデオ>校内で撮影…進学相談中に映像 大学教授

 常磐大(水戸市見和1、高木勇夫学長)国際学部長の男性教授(53)が、大学敷地内で知人女性とわいせつ行為をし、自らビデオで撮影していたとして、学部長を免職されていたことが分かった。7月にあった高校生を対象にしたオープンキャンパスで発覚した。教授は来年3月末まで休職するという。
 同大総務課によると、7月22日午後1時ごろ、大学内の演習室で、教授は女子高校生2人から進学相談を受けていた。その際、演習室で上映していた国際政治の資料映像に女性の映像が数秒流れた。映像に気が付いた同大の学生がすぐにビデオを停止。後で内容を確認したところ、教授が大学敷地内で女性とわいせつな行為をしている映像が映っていた。
 同大は高木学長を中心とする対策室を設け、教授から事情を聴いたところ、教授は「(大学敷地内でわいせつ行為に及んだことについて)申し訳なかった。映像は抹消したものと思っていた」と事実を認めたという。
 同大は「社会的信用を失墜させる行為で、職務規定に反する」と判断。8月2日付で学部長職を解き、同21日から7日間の出勤停止にした。その後、教授が来年3月末までの休職を申し出たという。
 教授は83年の同大創立当時から勤務しており、今春から同学部長を務めていた。【三木幸治、山本将克】
(毎日新聞) - 9月6日3時6分更新

国際政治の資料映像と最も見せてはいけないビデオをなぜ共用するのかな?
しかも自分が主役。
まっ、オープンなキャンパスやな。

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2006/09/04

功名が辻 34、35

功名が辻、相変わらず観てます。
他のドラマやバラエティは続かないのに、自分でも驚くくらい観てる大河ドラマ。
第34回「聚楽第行幸」
第35回「北条攻め」

永作博美演じる茶々(淀)がカワイイ。
とてもカワイイ。
寧々との比較でより増してカワイく見える。

織田家と浅井家の血を引く茶々が父母を死へ追い込んだ秀吉の子を産むという大きな皮肉。
寧々との争いが見もの。

そういえば永作博美といえば、今も続いている「月刊シリーズ」の創刊号のモデル。

ワタクシの周りで話題になったのを懐かしく思い出した。
Ph_nagasaku

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